吉武ゼミの記録2017年 of 地域デザイン学研究所

吉武ゼミの記録・2017年

132回

2017.10.14
軽井沢・吉武ゼミ

ー香山山荘ー

テーマ:「コミュニティについて」

花里俊廣教授:長野県御代田町・普賢山落別荘地に於ける藝術家コミュニティの研究について。
続いて、水野氏が、129回ゼミで発表したコミュニティ論に関係論文からの引用。
松岡氏がコミュニティの歴史概要を説明。
その後、香山先生を中心に議論。

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131回

2017.6.29
講師:安岡 正人

ー 日本建築家協会 JIA館ー



テーマ:「まちがいだらけの音響設計・60有餘年の反省記」


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 内容

・残響時間計算屋からの脱皮
・望ましい音場・反射音の時空的展開の姿を求めて
・それを如何につくり込むか。空間条件が与えられれば予測は可能。逆問題はそのままでは解けない。
・空間の形状は?長方形、五角形、円形、三角形
・ムジークフェラインザールの響がすばらしいのは女神像のほほえみのお陰?
・音響設計のアプローチ、無響室からか?完全拡散室からか?
・付加残響室の事例、エスプラネードホールなど。



130回

2017.2.27
講師:澤田 悠紀

ー 日本建築家協会 JIA館ー



テーマ:「建築・都市景観と著作権法」

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-著作権法と建築ー

 著作権法と建築に関する2つの係争案件、慶応大学の校舎増設に伴う「イサム・ノグチ・ルーム」の移設、大阪梅田の「希望の壁」設置による造園家による著作権侵害訴訟を例に建築著作権の扱いの難しさについて話が進められた。

 そして、講師が学校生活を送った吉武先生設計の成蹊の校舎が坂茂により建て替えられたことについて、Site Specific Art としての建築の著作権と合わせ、「享受者の利益」がコミュニティ問題に結びついているという点を強調した。

 更に建築関係者と法律関係者の対話、交流の必要性を指摘し、建築基準法との関係も研究したいと
述べた。

(建築を取り巻く多様な問題を検討していくのが吉武ゼミの主旨であり、著作権法に続いて景観法などもテーマに取り上げていきたい。)


(講師略歴)
「吉武泰水先生による成蹊小学校・中学校の校舎にて学ぶ。
 東京大学工学部建築学科から転部し同法学部卒業、東京芸術大学修士課程修了、ハーバード大学法科大学院修士課程修了、東京大学法学政治学研究科博士課程単位取得満期退学。
 現在、千葉大学法政経学部非常勤講師、学習院大学法学部非常勤講師、明治大学知的財産法政策研究所客員研究員。
 目下、科研費(若手B)研究課題「建築・都市景観と知的財産法制度に関する研究」を中心として、広く建築・都市景観と法との関係を研究中。」